「夜泣き」とは、あかちゃんが夜中に原因もなく突然大泣きしてしまうことを言います。
しかし、詳しい研究もあまり進んでいないため、はっきりとした原因が分かっていません。
あかちゃんが夜中に泣き出すと、ママは必死になって授乳したりオムツを替えたりあやしたりしますが、何をやっても泣き止まないのです。
つまり、オムツが気持ち悪かったり、暑かったり、寒かったり、寂しかったりするから泣くのではなくて、何の理由もないけれども泣いてしまうことを、私たち大人が勝手に、「夜泣き」という言葉をつけて認識しているだけなのです。
だって、泣いている理由がわかったら、
○○だから泣いている。
●●してあげたら泣き止んだ。
ということになるでしょ。
抱っこしたり、音楽を聞かせたり、あやしたり、話しかけたり、あかちゃんを安心させようと色々なことをやってみても泣き止まないときは、泣かしてあげるしかないのです。それが夜泣きなのです。
あかちゃんは、言葉が話せません。自分を表現する唯一の方法は、泣くことしかないのです。
それを、困った困ったと問題にしてしまうのは大人のわがままではないでしょうか。
もちろん、ママやパパも普段の疲れやストレスもありますから、大変でしょう。
世の中の7割の女性が夜泣きに困っているというデータもあります。
こんな便利な世の中で、解決方法があるのではないかと、楽な道を探してしまうのは当然です。
けれど、それも我慢してあかちゃんに付き合ってあげるくらい、会社の上司や近所のお友達に付き合う事に比べたら断然ほほえましいことではないでしょうか。大人しか我慢ができないのですから。
とは言え、やはり毎夜泣かれてしまうと育児をしていく上でストレスになってしまうこともありますし、ひどい場合には育児ノイローゼの原因になってしまうこともありますので、まずは夜泣きについて知ることで理解を深められてみてはいかがでしょうか?
きっと、ストレスが少しは軽くなるのではないかと思います。 |